北海道十勝地方の宿泊施設で、宿泊学習に参加していた中学生ら31人が腸管出血性大腸菌、O26による集団食中毒を起こしていたことがわかりました。
帯広保健所は生徒たちが調理した夕食が原因と断定しました。
帯広保健所によりますと、7月17日から1泊2日で宿泊学習に参加していた十勝地方の中学生と教師118人のうち生徒ら31人が18日朝、下痢やおう吐などの症状を訴えました。
11人が病院で診察を受け、いまも2人が入院していますが快方に向かっているということです。
生徒4人の便からは腸管出血性大腸菌、O26が検出されていて、帯広保健所は17日夜に生徒たちが調理した夕食による集団食中毒と断定しました。
生徒らは三色丼や親子丼、ビビンバ丼など複数の食事を調理していたということで、保健所は教育委員会に衛生管理の徹底を指導しました。