【艦これMMD】海風・山風・江風でユニバース

この日、江風は姉二人を連れて学校に来ていた。
 二学期に開催される文化祭の決まってもいない出し物の衣装チェックという名目で、2人にある衣装を着させるために
 その衣装とは、風が少しでも吹いてしまえばスカートの中が見えてしまうほど短く、お腹が丸見えの警察の衣装との事だった。
 海風は流石の江風のお願いでもこの格好で皆の前に出るのは良しとしなかったが、山風は海風の恥ずかしがっている姿をじっと見つめ優越感に浸っていた。
 その後、江風と話し合い、断り、着替えようとしたときに海風と山風は自分の下着が無い事に気が付いた。
 あたりをまわしても見つからず、江風に聞こうと振り返った瞬間に江風は風を切る勢いで教室から出ていった。
 海風と山風は、モデルガンに手をかけ、窓の近くの木を巧みに下り、江風より先に外に出た。
 「ここまでくれば…海風姉も山風姉もおいついてこれないはず!」

 「そうね…まずは、その手を上げましょうか」

 走って来て息の上がってい揺団している江風の後頭部に海風と山風は躊躇なくモデルガンを突き付けた。
 その瞬間に海風の恐怖を思い出し、無意識のうちに両手を上げて降参のポーズをとっていた。
 「貴女の犯罪行為に対して、何か弁明はあるかしら?聞いてあげるわよ」

 「えっと…ですね…その…おかずにしようかと…えへ♪」

 海風は笑顔を浮かべながら手を強く握った。
 だが、この時、山風は首を横に傾げた。

 「海風姉…」

 「ん?どうしたの?」

 「おかずって…私たちの下着を…食べようとしてたの江風は…?」

 山風は純粋だった。
 海風、江風は少しの間、山風を見つめ、笑いをこらえるのが大変だったが、同時に自分達は成長しているんだなっと思っていた。
 「山風…貴女はそのままでいなさい」

 「ん?…うん」

 山風の頭を優しくポンポンと撫で、うんうん!と何かに強く納得している様な態度をとっている江風を抱しめて耳元で呟いた。
 「貴女…帰ったらお尻ぺんぺんの刑ね…」

 この後、江風のお尻は真っ赤に腫れ上がった。

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