ふくしまのごはんとおかず

おかず!

福島県産米「天のつぶ」ご存知ですか?
5年前に脱サラして、福島市で祖父の営んでいた農業にご夫婦で従事することになった加藤ファーム代表の加藤晃司さん。震災時は、お子さんがいたため、先の見えない不安から避難することになったのですが、やはり生業であるお米農家として福島に戻ることを決めました。6ヘクタール(※以下、ha)から始めた田んぼも今では高齢化の影響で出来ない近隣農家からの依頼で26haまで拡張。夫婦二人三脚で5月〜10月まで栽培をしています。農業の醍醐味は自分の栽培計画通りに進められ、生産されたお米を消費者に提供できること、だそう。組織では、なかなかできないことも農業では一国一城の主として、自分でルールが創れるという働き方は大きいと話してくれました。気になる天候による影響も3年かけてノウハウを学び、ある程度は回避できるようになっているとのこと。
将来は「ここに来たい」という、希望溢れる土地にしたいと語る加藤さん。原発事故の影響も今ではそれをバネにして精力的に生業に従事されています。

現在県産米「天のつぶ」と「コシヒカリ」を販売しています。天のつぶは、15年前から試作され、震災の年に発表されました。コシヒカリのような甘さを持ちつつ、一粒一粒がしっかりしており、卵かけご飯や酢飯、さめても美味しいといった特徴があります。もちろん、検体検査の基準もクリアしたお米のみの販売です。
【天のつぶ】(お米) 5kg 2,000円 / 10kg 4,000円 / 27kg 10,000円
通信販売はこちら:katofarm
 
 次にご紹介するのが、ごはんのおかずにぴったりな「ししゃもキクラゲ」
いわき市小名浜の販売元 有限会社いのいさん。猪井聡社長にお話をお聞きしました。
震災時、地元で海産物加工品、珍味などを販売。震災後、風評もあり生食用の珍味の売り上げは下降の一途をたどります。しかし、地元でしか食べられないものを!と保存期間が長い商品の販売を継続的に行っていました。10年以上前から味の改良を重ねてきた、ごはんにもぴったりな「ししゃもキクラゲ」。四万十の工場に依頼したこの商品はししゃもの卵のプチプチ感と、しその実を混ぜ細切りにしたキクラゲのコラボレーションは最高。あたたかいごはんとの相性抜群です。同社加工品しじみエキス入り「しじみパワー」も絶品ですよ〜!

※現在、福島県いわき市小名浜初「しじみパワー」(二日酔い緩和ドリンク)を取り扱っていただける代理店を募集中。

【ししゃもキクラゲ】(佃煮)210g 525円〜通信販売はこちら:うまいもん市場 

力強く歩み続ける「ふくしま飯」をこの機会に、ぜひ食してみてはいかがでしょうか。

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レポート:鈴木さとみ|情報レンジャー@福島

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