おかず!
今回はテーマはTDSメーターの利用についてということで、必要性や利用方法など皆さんがどのように思っているのか、リサーチしてみましたので、それをまとめて、報告するといった内容になっています。
水中の溶解性物質の濃度を測る計器
TDSは、Total Dissolved Solidsの略称で、「総溶解固形分」ということですが、この総溶解固形分とは、液体中に存在するすべての無機および有機物質の、分子、イオン化、または微粒子状の懸濁形態で溶解した、合計含有量の測定値、ということです(懸濁=個体の微粒子が分散した状態)。二つの電極に電気を通してその流れにくさを計測して数値をだすといったもののようですが、数値が低いものほど水以外のいわゆる不純物が少ないことを意味するということで、通常、純水のTDSの値は1となるようですが、純粋なH2Oのみであれば電気はながれないということです。これは、へーですね。
TDS値は養殖、水耕栽培などにも利用されているようですが、とにかく、水質の指標を示すひとつの基準となっているようです。
TDSメーターの役割をもっと簡単な説明にするときに、「水の汚れを計測する」という表現がありますが、この溶解固形分すべてに対して汚れという表現は適切ではないという意見もネットの中では沢山あります。
ただ、TDSメーターの取説というか、梱包された資料に、「汚れが見える」なんて書いてあるので、それを見た人は、その表現を使うのは自然だと思いますが、これは初めて使う人にもざっくりと分かりやすいようにそういった表現を使っているのかな、とも思います。
誤解を避けるためだと思いますが、この資料には随所に注釈というか補足説明があって、「汚れ以外の物質でも反応するため、あくまでも目安としてご参照ください」、「数値をあげる要因は様々ありますので目安としてご参考ください」、などと記載があります。はっきりした汚れの定義があればいいですけど、難しいでしょうね。何を汚れというのか。水槽によって汚れとは必ずしも同じ物質をささないとか、誰か教えていただけたら、と思います。
ネット上で色々と議論の多いTDSメーターについてですが、使えないとか、意味がないとか、そんなことないでしょ、使い方しらないだけでしょ、など色々な意見が動画やそのコメント欄で確認することができます。
飼育水については、色々な人々が様々な生物をそれぞれの飼育方法で行っているので、人によってはTDSを図っても意味がないとか、いや水換えなどのタイミングの指標になるといったように、賛否両論となりますが、これが飲料水などの計測であれば、使えるとか使えないとか、そういう話は出てこないのかなと思っています。
いずれにせよ、こういったTDSなどの水質に関する、やや専門的な話は私のような素人がほとんどない知識や経験に基づいた話をするのは非常に危険というか、こうである、といった断言するような言い回しは絶対に避けなければならないということをですね、他の方の動画のコメント欄をみてビビりながら思ったわけなんであります。
よって、今回はYoutubeにアップされているTDSメーター関係の動画5本とそのコメント欄からですね、主流な考え方というか、こうやって使うべきといった意見のなかで、多くの方が同様の考えを持っている信ぴょう性がありそうな内容を取り上げてみたいと思います。よって、すべて他人の意見というか、自分の見解を発信するわけでないわけなんですが、まあ、いつも通りですが、いわゆるリサーチ結果ということで報告いたします。
この動画を見ていただければTDSメーターで何ができるか、どのような場合に使うのが有効なのか、そういったことが、どの動画よりも理解できることになるんじゃないかという、完全に後出しジャンケンというか、まとめ動画と思っていただければと思います。
結論から入りますと、このTDSを測るということは、ある同じ水槽の水質の「変化」を知るということであり、これは、いくつかある水槽のTDSを全部計測して、どれが一番数字がよい、といったように比べるものではないようです。
水槽の環境はそれぞれ中に入っているものが違うことから基本的にTDSの値はそれぞれ違った数値になっているわけですが、水換えした後というか、通常の数値がその後どのくらい変化したか、してないのか、ということを知ることによって、その水槽で何が起きているかを「推測する」手助けとなるもの、ということになるようです。
ある動画のコメント欄では、数値が300ppmくらいだったのでがっかりした、といったものがありましたが、そうではなくて、その数値が通常なのか、いつもと比べてどう違うのかが問題であり、その時にはがっかりしないで水を換えるなどをすればよい、ということがポイントとなるようです。
ここまでいかがでしょうか?これからは細かい部分というか、人様の動画のコメント欄の様々なご意見を紹介いたします。
【TDSメーターがアクアリウムに使えないというのは語弊がある】・・アクアリウムにTDSメーターは使えない、という内容の動画があるんですが、これに対する反応コメントが一番多いようです。
「出てくる数字そのものには意味がない。何よりも標準状態の数値を何度も計測して、どの範囲内だと正常なのかを知る必要がある。」
「TDSの数字の変化をみて、短期間にその変動が大きければ水質の変化が大きく生体に負担がかかりやすくなっているかも」
「ビーシュリンプ水槽に使うTDS0の水を作るときに使用する。」
「ビーシュリンプの添加剤のミネラル、肥料、微量元素などの添加物の量を測る指標とする」
「水換え頻度を少なくする前提なら TDSメーターは あまり意味が無いかもですね!」
「水替えの目安にはなるんですが定期的に水替えをしてると使いどころがむずかしいかもですね」
【TDSの値を汚れとするのは違う】
「TDSの値は水中のイオンの数(でいいのかな?)を計ってるだけなので、汚いとか不純物というより電気を通す物質がたくさん溶け込んでいるでいいと思います。」
「この計測器だけでは水の汚れを計測するのは難しい。」
「水の汚れを計測するのであれば、添加剤などを入れない状態で定期的にTDSを記録し続けて傾向管理する手法をとる」
【飼育水はTDSの値で軟水か硬水であるかを判断できない】
「水槽の水はアンモニウムイオンや亜硝酸イオン、硝酸イオンが混ざるので硬度の目安にはなりません。」
今回の調査というか5本の動画を見比べて思ったのが、カニオドリ(仮称)というチャンネルのものが一番説得力があったというか、TDSをよくご存じというか、それだけじゃないんでしょうね、TDSメーターの計測の仕組み、冒頭の方で触れた、「二つの電極に電気を通してその流れにくさを計測して数値をだす」というやつですね、それについても説明があったのはその動画だけでしたけど、TDSの活用の方法についても触れていて、「水の汚れを計測するのであれば、添加剤などを入れない状態で定期的にTDSを記録し続けて傾向管理する手法をとる」としていました。あとの動画からも学びは多かったのですが、内容のメインとしては、色々な水槽のTDSの値を図ってこれは高いけどなんだろう、といった感じのものだったんですけど、ひとつ例外がありまして、カニオドリの動画で説いていた、「定期的にTDSを記録し続けて傾向管理する手法をとる」を各水槽で実践している、要は水換え後一週間を毎日測定して傾向を把握したといった内容がメインの動画が一つあったんですが、CHプリンセス(仮称)っていうんですけど、すごくかわいい声の女性が運営しているようなんですが、動画の内容が素晴らしかったというか、本来のTDSメーターの利用ってこういうことなんだね、といった感じがしました。この動画のコメント欄は肯定的なものが多いですが、あまりマニアックというか専門的なコメントが少なく、かわいい声に癒されますとか、さぼりさんのTDSも計ったらとかセクハラまがいなコメントもあるんですけど、あの動画みてみんなその良さがわかっているのかな、って若干思ったりしましたが。しかし、声というかしゃべりがかわいくて最初に別の動画を見たときは小学生がお父さんと一緒に金魚飼ってるチャンネルだと本気で思ってました。だって、「皆さんこんにちは、今日はねえ、しゅいそうの。。。水替えを」とかそんな感じですからね。
とにかくですね、このCHプリンセス(仮称)は、各水槽をTDSの値で比較するのでなく、水換え後一週間毎日計測その結果を報告しつつ、その中で、「プレコは糞が多いので水を汚すと思われがちなのですが、アンモニアはたんぱく質を分解するときに発生するので、植物質が主原料のエサを食べているプレコの水槽は、たんぱく質が多めの餌を食べている水槽より水が汚れるのが遅い」なんてことをいっており、これはほかの水槽との数値の比較でなく、変化の比較をしているわけなんです。
すばらしいと思いました。
さらにはですね、その動画のコメント欄で、うかつにもですね「残念ですがTDSメーターはあてにしないほうがいいと思いますよ。電気を通す不純物に反応するので魚に害があろうがなかろうか反応します。汚れて数値が高いのか、ミネラルやカルシウムなどで数値が高いのかわからないからです。」とコメントされたのに対して、CHプリの返信は「汚れて数値が高いのかミネラルやカルシウムなどで数値が高いのか、分かった上で、基準値を判断し、使っています。」ということでした。
たのもしい。バイデンでもトランプでもなくて、Ch姫ですね。
#アクアリウム
#水質管理
#熱帯魚
プリンセスのモノマネが若干似つつも酷くて面白いです(笑)
毎回独自の考察も踏まえた動画内容で、大変勉強になり楽しみにしています。
TDSメーター、気になりつつも導入ないかなぁと見送ってました。
観察力を鍛える指標にはなりそうですね。
コメントありがとうございます!!chプリ、リスペクトです!
いただいたコメントでまた頑張れそうです。
TDS メーターは自分の中で完全におもちゃになっています。ちょっと何かするたびに測定ごっこです!
これを続けるとおっしゃる通り洞察力が何かの根拠と結びつきそうです!
説明がとても分かりやすい!それに時々出てくるエビが可愛い❤️❗
@theアーオ こちらこそ!どうぞ宜しくお願いします!張り切って参ります‼️
@モノノケにいさん アクアリウムチャンネル ありがとうございます‼️これからも動画楽しみに待ってます‼️頑張って下さい😄✊✊
普通の熱帯魚用フレーク餌(おこぼれ)とウーバールーパーの沈下性の餌です!みんな集まってきます。ビーシュリンプ用の餌もたまにあげてますが混泳の熱帯魚に先に食われるのでウーバールーパーの餌が一番イイ感じです!
エビには、どんな餌をあげていますか?自分も飼っているので聞きたいです。!☺️
コメントありがとうございます!!モチベーションの上がるコメント大変ありがとうございます❗️エビっていいねすね、撮りだめしておきました!
なるほどなぁ〜勉強になる🤔
チャンネルプリンセスか…♡
コメントありがとうございます!!結論出せないテーマを扱っちゃいましたが
chプリの動画というかネタに救われた感じです!
はじめまして。動画投稿お疲れさまです。いつも楽しく拝見しています。
chプリンセス(仮称)さんの返信、いいですね~。強キャラ感が凄くてニコニコしました。
私もTDSメーターを使いこなしたいものです。
コメントありがとうございます!!いつもありがとうございます😊いやー、もうchプリは企業案件やりませんって言ってますからね、次元が違うんですっ!TDSメーター、完全に玩具となってます。今後釣り堀の水を測ってやろう、とか興味を満たすだけですが。
動画投稿お疲れ様ですm(__)m
Total Dissolved Solidの発音が素晴らしい笑
そして、動画の内容も毎回素晴らしいです。
汚れが目に見えるがあくまでも目安、、、。信用していいのやら笑
使ってみたいとは思うのですが、何となく自分は使わないような気が、、笑
検討してみますm(__)m
コメンありがとうございます!!モチベーション上げて頂き、嬉しいです。これでもっと調子にのれます。
水換えがルーティーンになっていて、良く観察している場合、水槽の状態が良ければそれでいいわけですが、その時の状態を計測しておくと後にバランスを崩した時の改善に役立つかもしれません。
とにかく管理している水槽による、って感じかと思いますので一家に一台って感じではないかも。よろしくお願いします!!
こんにちは(#^.^#)、カニオドリさんは凄いですよね~添加剤など購入してます!
だけど、カニオドリさんとプリンセスは仮名でさぼりだけ、まんまか~い(≧◇≦)
コメントありがとうございます!!ほんとですねー!化学の知識がある感じで安心して情報吸収できますね。さぼりはいいでしょう、幸せそうなんで!!
いつも興味深いネタ、ありがとうございます。TDSメーターの科学的なことはよくわかりませんが、水替え直後の数値を基準に、時々汚れ(?)具合を見て次の水替えまでの安心を担保しています。水換え後から少しずつ数値が上がっていくので私は「汚れ(硝酸塩)」と思う事にしています。プリンセスさんの動画は結構参考にしています。しゃべり方はアレですが、内容はとても勉強になりますね!わりと好きです♪
ですねー、あの夢見る乙女みたいなBGMが反則です
@モノノケにいさん アクアリウムチャンネル そうなんですよ!最初は「なんだこの声としゃべり方!」と思ったんですが、内容に興味があったので見ているうちになんだかクセに・・・・?(笑)
コメントありがとうございます!!安心を担保、なるほど、そうですよね。毎回非常事態になるわけでないですから、状況把握のためという感覚はいいですね!Chプリは、はまっちゃいそうなので、あまり見ないようにしています( ´艸`)
結果よくわからんわ。
コメントありがとうございます。努力します!
くさ
ありがとうございます‼️頑張っちゃいますので宜しくお願いします!エビ動画もやりますね!!
@モノノケにいさん アクアリウムチャンネル にいさんの語りめっちゃ面白いから出てる動画半分くらいみました!
エビ水槽好きです😘
アハっ