また話題！“メインになれない”おかず弁当の新作は(2021年11月12日)

おかず！

　満面の笑みを浮かべるのは・・・「ローソンストア100」の“ウインナー部長”こと、林弘昭さん（42）。およそ50万食を売り上げる大ヒット商品。おかずが「ウインナーだけ弁当」の生みの親です。

　以前の取材で・・・。

　ローソンストア100統括部長・林弘昭さん：「またメインになれない商材で、第2弾を考えています」

　10日、ついに“だけ弁当”第2弾が発売されました。満を持して放つのは「ミートボールだけ弁当」216円。ケチャップ風味ではなく、デミグラスソースをかけた懐かしい味にこだわりました。

　来店客：「見た瞬間すごいって思いましたもん。すごい発想が神だなと思った」

　キャッチコピーは「肉団子じゃない！ミートボールなんだ！」

　ローソンストア新宿住吉町店SV・橋本光さん（46）：「初日の朝から好調に販売して、すごくよく売れています」

　“ウインナー部長”改め“ミートボール部長”。幼い日の思い出が発想の原点です。

　ローソンストア100統括部長・林弘昭さん：「子どもの時、お弁当って冬は温めていたんですよね。その時に、中身が何だか一応確認して、お弁当に（ミートボールが）入っているのがうれしいなと思いました」

　子どものころ、お弁当のふたを開けた時の喜びをもう一度思い出してほしいという「ミートボール部長」。

　熱い思いで「ウインナー弁当」の時は何度も提案を却下されながらも諦めず、10年越しで夢を実現させました。

　商品化のゴーサインを出したのがこの人、商品本部の山田克徳さん（58）。

　ローソンストア100商品本部・山田克徳さん：「最初の時はすごく不安でしたけど」

　今回、「ミートボール弁当」の提案があった時は・・・。

　ローソンストア100商品本部・山田克徳さん：「また、おかしなことを言っているなとという感じでしたけど、今回はあまり修正もなく。きっと売れてくれるだろうと思っています」

　実は“だけ弁当”を発売してから、「ミートボール部長」に思いもよらぬことが起こったといいます。

　ローソンストア100統括部長・林弘昭さん：「九州の男の子から手紙が来まして、九州地区には残念ながらローソン100がない」

　“だけ弁当”が手に入らないという小学生から届いた手紙。そこには、なんと夏休みの自由研究として、「ウインナー弁当」を作ってみたことが書かれていました。

　ローソンストア100統括部長・林弘昭さん：「非常にうれしかったですよね。まさかそんな遠くの子から手紙が来るなんて夢にも思いませんでした」

　その後、「ウインナー弁当」はローソンでも販売を開始しました。今や、およそ4000店で手に入ります。

　「ウインナー部長」改め「ミートボール部長」の野望は止まりません。

　ローソンストア100統括部長・林弘昭さん：「（Q.次もあるんですか？）一応、考えています。はい、第3弾」「（Q.ちょっとだけ教えてもらうことは？）内緒です」
[テレ朝ｎｅｗｓ]